中国など諸外国では日本に比べて明らかに低コストで生産できますが、品質面での大きな違いが発生します。一見キレイに見える製品でも、諸外国でムートンシーツを縫製加工した場合、縫い上がりが凹凸になった製品を水で濡らし、板等に貼り付けて乾燥させることで製品をフラットな状態にしています。
上記のように、板などで貼り付けて乾燥する手法での縫製不良を隠した製法の場合。日本のように湿度が高い国で使用された場合、クリーニングや洗濯後に元の凹凸に戻ってきます。
中綿、ウレタンフォームなどを入れることや、かた綿加工を施すことで目立たなくしているようですが、耐久性やデザインの違いは一目瞭然です。
また、体重が掛かる部分に密度の異なるものが縫製されていたり、全然違う毛質が隣り合わせになったりと、使用するとすぐに差が出てきます。
当社ではフリースなどの製品は裏地の皮革をそのまま、裸で仕上げています